自己流ダイエットの落とし穴とは？
ダイエットというのは、人類にとっての永遠のテーマとも言えるかもしれません。
万年ダイエッターとなっている方も多いのではないでしょうか？
定期的にさまざまなダイエット法が取り上げられるのですが、それを自己流にアレンジして実践しているというケースは少なくありません。もちろん、最初から自分で考えた自己流ダイエットを実践しているという方もいるでしょう。ただし、どちらにしても自己流ダイエットには思わぬ落とし穴があります。
・食事制限系ダイエットにおける落とし穴
自己流ダイエットで多いのが、食事制限系のダイエットです。
運動をするよりも食べる量を減らしたほうが早いと考える方は多く、とりあえず食事を制限するという形で自己流ダイエットを始めてしまうのです。実際に食べる量を制限することによって、一時的ではあるものの体重も減りますし、それに味を占めて食事制限を継続するという方も少なくありません。ただ、食事制限というのは栄養バランスなどをきちんと考慮した上で実践していかないと健康を損ねてしまいます。
ご存知の方もいるかもしれませんが、現代人というのは普通の食事をしていても栄養不足になりやすい状況にあります。というのも、もともとの食材に含まれている栄養素が昔と比べると減っているからです。食材に含まれている栄養素が減っているということは、昔よりもたくさん食べないと十分な栄養素を摂取することができないということでもあります。
今の時代、健康的な食事を実践するのは思っている以上に難しいのです。そこにダイエットのための食事制限が加わってくると、栄養状態というのはどんどん悪くなっていきます。
栄養状態が悪くなると健康的に痩せるということが難しくなるだけではなく、逆に太りやすくなってしまいます。栄養が不足しているからこそ体は入ってきた栄養を逃さないように全力で吸収するようになっていくのです。体が飢えている状態になるからこそ、全部が体に取り込まれてしまうわけです。それだけではありません。栄養状態が悪くなると、代謝も悪くなります。「代謝アップで痩せやすい体に」といった謳い文句はよく見聞きするかと思いますが、代謝が悪くなると老廃物や毒素が体に中にたまっていくことになりますので痩せにくく太りやすい体になっていきます。
・運動系ダイエットにおける落とし穴
栄養面を考えない過度な食事制限系のダイエットよりは、運動系ダイエットのほうがまだ健康的かもしれません。しかしながら、その運動系ダイエットも自己流で実践すると落とし穴があります。
例えば、部分痩せのためにトレーニングをしているつもりでも、まったく関係ないところに筋肉がついてしまうようなこともあります。そうなってくると希望しているところをシェイプアップできないだけではなく、思わぬところで筋肉太りが発生する可能性もあるのです。
部分痩せに限らず、体全体を動かすウォーキングやランニングなどでも自己流でやっていると思わぬ形で問題が出てきます。長時間やりすぎて逆に痛めてしまうようなこともあるでしょうし、姿勢が悪くて変なところに筋肉がついてしまうといったこともあり得ます。
体を動かす場合には、やはり自分の体のことをきちんと分析してからでないといけません。自分の体のことをよく知らないまま、自己流の運動をおこなっていると逆効果になってしまうことのほうが多いのです。
・ダイエットは自己流ではなく、専門家の指導のもとで
食事制限系のダイエットにしても、運動系のダイエットにしても、自己流での実践というのはよろしくありません。
自己流のダイエットで逆に太ってしまうというのは、よくあることなのです。結局のところ、ダイエットに大切なのは客観的な視点とやはり専門的な知識と言えるでしょう。
このように考えていくと、本気でダイエットを考えているのであればパーソナルトレーニングジムがベストと言えるかもしれません。自分以外の誰かからの客観的な視点も取り入れることができますし、何よりもパーソナルトレーニングジムであれば専門家がしっかりと付き添ってくれるのです。
お金をかけずに自己流のダイエットを成功させたいという気持ちはわかります。ただ、ダイエットの目的というのはお金をかけないことではなく、健康的な体を作っていくことです。結局、自己流を貫いてもある程度のコストはかかるわけですから、最初から専門家の指導のもとで実践していったほうが早いのです。
これまで自己流のダイエットで失敗してきたという方も、パーソナルトレーニングジムに通うようになれば結果も違ってくるはずです。専門家の目が光るわけですから、適度な緊張感の中でモチベーションもキープできるでしょう。
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